【出店支援】TERAKADO COFFEE 岡崎ニューヨーク店
▶店舗の紹介
[60坪のフォトジェニックなカフェ]
2023年11月にオープン。
ニューヨークをイメージした、インダストリアルな空間が魅力のコーヒーショップ。ボリューム満点のソーセージを使用したホットドッグやソフトクリーム、スペシャルティコーヒー豆を使用したコーヒーが楽しめます。
▶物件とオーナー
[しもたやから、貸し出せる物件へ]
長い間空き物件だったが、貸し出しはしていない状態でした。イベント時に短期で借りるなどをきっかけにし、物件の状態や大家さんの生活状況などを把握。
相談される関係性づくりを進めました。物件の上の階に住んでいた家族が施設に移るタイミングで、物件活用の話を持ち掛け、貸し出しが可能になりました。
▶出店誘致
[エリアを活性化するカフェが欲しい!]
コメダ珈琲が撤退後、大箱のカフェがまちから無くなったが依然ニーズはあり、エリアとマッチングできる集客力のある魅力的なカフェを探していました。イベントのキッチンカー出店をきっかけに、とあるカフェから2店舗目の出店相談を受け、出店者の希望をヒアリングの後、前述の大箱物件を紹介するに至りました。
▶エリア・マッチング
[三方良しで、みんなが幸せなマッチング]
物件オーナーさんから、喫茶店をやってみたかったという昔の夢をお聞きしました。自分の物件がステキなカフェに変身する喜びと、大工である出店者にとっては物件を自由に造作できる楽しさが生まれました。また出店者にとって康生エリアは、自分が狙う客層が訪れる他店が存在するなど多くのメリットがありました。
▶地域との馴染ませ
[挨拶回りで、よそ者から地域の一員へ]
オープンに際しては、近隣の商店を回り、出店者と既存店の顔つなぎを行いました。特に気を配ったのは、同業種の店舗への配慮でした。こちらからあいさつに伺う事で既存店の顔を立てつつ、メニューやサービスの内容を伝えて共存のイメージを持ってもらう事で警戒心を解き、歓迎されるムード作りに努めました。
▶出店支援のまとめ
該当物件は、長い間閉まったままになっていましたが、イベントで開けてもらうなどして様子を見つつ、物件オーナーさんのタイミングを見計らって「使える物件」(=まちの資産)へと変えることができました。
大通りに面したとても良い立地と、1~2階の収容力のある大箱というポテンシャルを生かし、まち歩きの”滞留ポイント”となる大型カフェの誘致に成功しました。
また、物件オーナーさんのむかしの夢が叶う形に持っていけたことや、自由な造作でカフェオーナーの理想空間の表現が可能になったことなど、オーナーと出店者の「やりたい事」を同時に実現できるマッチングとなったことは、満足感の高いポイントとなっています。